消防設備士とは?
劇場、デパート、ホテルなどの建築物に設置する屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備、避難はしごなどの消防用設備の工事や点検整備を行う技術者のことを言います。
消防設備士になるためには、指定試験機関である財団法人消防試験研究センターが実施する消防設備士試験に合格しなければなりません。
1965年(昭和40年)5月の消防法の一部改正により、消防用設備の工事または点検整備は消防設備士でなければ行えないよう規定され、1966年(昭和41年)10月から資格制度が発足しました。
消防設備士の種類
消防設備士の種類として、甲種消防設備士と乙種消防設備士があります。
それぞれ、工事または点検整備を行うことができる消防用設備等の種類により、甲種消防設備士は特類および第1類から第5類、乙種消防設備士は第1類から第7類に区分されます。
甲種消防設備士は、工事および点検整備を行えるのに対し、乙種消防設備士は点検整備のみ行えることになっています。乙種は甲種と違い工事はできないのです。
【甲種消防設備士の区分】
| 区分 | 消防用設備等の種類 |
| 甲種特類 | 特殊消防用設備等 |
| 甲種第1類 | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備 |
| 甲種第2類 | 泡消火設備 |
| 甲種第3類 | 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備 |
| 甲種第4類 | 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備 |
| 甲種第5類 | 金属製避難はしご、救助袋、緩降機 |
【乙種消防設備士の区分】
| 区分 | 消防用設備等の種類 |
| 乙種第1類 | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備 |
| 乙種第2類 | 泡消火設備 |
| 乙種第3類 | 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備 |
| 乙種第4類 | 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備 |
| 乙種第5類 | 金属製避難はしご、救助袋、緩降機 |
| 乙種第6類 | 消火器 |
| 乙種第7類 | 漏電火災警報器 |
消防設備士試験の受験資格
【乙種消防設備士の受験資格】
受験資格に制限はありません。誰でも受験できます。
【甲種消防設備士の受験資格】
甲種消防設備士を受験するには次の資格などが必要です。
◇学歴による受験資格(概要)
※詳細は財団法人消防試験研究センターの受験案内を参照のうえ確認してください。
- 大学、短期大学、高等専門学校(5年制)または高等学校において機械、電気、工業化学、土木または建築に関する学科または課程を修めて卒業した者。
- 旧制大学、旧制専門学校または旧制中等学校において機械、電気、工業化学、土木または建築に関する学科または課程を修めて卒業した者。
- 大学、短期大学、高等専門学校(5年制)専修学校または各種学校において機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上修得した者。
- 防衛大学校、防衛医科大学校、水産大学校、海上保安大学校、気象大学校において機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上修得した者。
- 職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、職業訓練開発大学校または職業訓練短期大学校もしくは雇用対策法の改正前の職業訓練法による中央職業訓練所において機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上修得した者。
- 理学、工学、農学または薬学のいずれかに相当する専攻分野の名称を付記された修士または博士の学位を有する者。
※詳細は財団法人消防試験研究センターの受験案内を参照のうえ確認してください。
- 他の類の甲種消防設備士の免状の交付を受けている者。
- 乙種消防設備士の免状の交付を受けた後、2年以上消防設備等の整備の経験を有する者。
- 技術士、電気工事士、電気主任技術者(第1種~第3種)、管工事施工管理技術者(1級または2級)、無線従事者(アマチュア無線技士を除く)、建築士、配管技能士(1級または2級)、ガス主任技術者、給水設置工事主任技術者などの有資格者。
- その他工業高校の教員など。
消防設備士試験には、甲種、乙種ともに筆記試験と実技試験があります。
【甲種消防設備士の試験内容】
◇特類
| 試験科目 | 問題数 | |
| 筆記 | 消防関係法令 | 15問 |
| 工事整備対象設備等の構造・機能・工事・設備 | 15問 | |
| 工事整備対象設備等の性能に関する火災・防火 | 15問 |
| 試験科目 | 問題数 | |
| 筆記 | 消防関係法令 | 15問 |
| 基礎的知識 | 10問 | |
| 消防用設備等の構造・機能・工事・整備 | 20問 | |
| 実技 | 鑑別等 | 5問 |
| 製図 | 2問 |
試験時間は特類が2時間45分、特類以外は3時間15分です。
【乙種消防設備士の試験内容】
| 試験科目 | 問題数 | |
| 筆記 | 消防関係法令 | 10問 |
| 基礎的知識 | 5問 | |
| 消防用設備等の構造・機能・工事・整備 | 15問 | |
| 実技 | 鑑別等 | 5問 |
試験時間は1時間45分です。
消防設備士試験の合格基準
筆記試験において、各科目ごとに出題数の40%以上、全体で出題数の60%以上の成績を修め、なおかつ実技試験において60%以上の成績を修めたものが合格となります。
なお、試験の一部免除を受けている場合には、その部分を除いて計算します。
消防設備士試験の一部免除(概要)
一定の資格を有している者については、筆記試験または実技試験の一部が免除されます。
※詳細は財団法人消防試験研究センターの受験案内を参照のうえ確認してください。
・既に他の類の免状を受けている場合は、試験内容の一部が免除されます。ただし、乙種の免状を根拠として甲種の一部免除を受けることはできません(逆は可)。
・その他にも、次の資格等を有する者は試験内容の一部免除が適用されます。
- 電気工事士免状を有する者
- 電気主任技術者免状を有する者
- 技術士及び日本消防検定協会の職員
- 消防団員として5年以上勤務し、かつ、消防学校において一定の教育(専科教育の機関科)を修了した者
消防設備士受験手続き
試験の日時や場所、受験願書の申請期間や願書の取得方法など、詳細は財団法人消防試験研究センターの受験案内を参照のうえ確認してください。
消防設備士試験の受験地
全国どこでも受験できます。
複数受験について
試験日または試験時間帯により、第4類と第7類など複数種類の受験がかの名場合があります。詳細は財団法人消防試験研究センターの受験案内を参照のうえ確認してください。
消防設備士受験料や事務関係手数料など
- 甲種消防設備士受験料・・・5000円
- 乙種消防設備士受験料・・・3400円
- 消防設備士免状交付手数料・・・2800円(同時に複数類の免状を申請する場合は、2800円×複数類)
- 消防設備士免状再交付手数料・・・1800円
- 写真の書換え・・・1600円
- その他の書換え(免状記載事項の変更など)・・・700円
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200910290013.html
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http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090629-OYO1T00746.htm?from=top
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◆日照権の日 1972年、最高裁判所で日照権は法的に保護するのに値するという判決が下されたのがこの日。これ以来、日照権が確立し、法的な保護が与えられるようになった。昭和40年代に中高層マンションが増加したことが裁判の原因であった。 |
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